急性期入院医療
新しく入院される患者さまは、いろいろな精神病状や身体的状態を持っておられる人たちです。
自分は病気ではないと思っておられる患者さまやそうでない患者さまなど様々です。
主治医の診断を中心に関係するスタッフと共に治療・看護を行い、できるだけ患者さまに負担をかけないよう、患者さまと歩調を合わせた、安全で安心した入院生活を送っていただける医療を目指しています。
滋賀八幡病院のモットーは、
「How are you ? ほほ笑みかけるキミの勇気がエネルギ-」で、
誰もが生き生きとした社会生活が送れるよう、 “新鮮で柔軟なまなざし” と “人と人とのふれ合い” を大事にした医療福祉活動を行い、社会貢献に寄与することです。
病院に来られる患者さまや利用者さま、ご家族に対して、チーム医療を実践し、医局、看護、薬剤、栄養、検査、心理、作業療法など患者さまの診療に関わるスタッフ全員が病気快復に向かって頑張っています。
外来では不安や不眠、気分障害(うつ病・躁うつ病)、認知症・統合失調症などを患者さまとのお話を通じて、
検査やお薬・精神療法により治療を行っています。
個々の患者さまの診察時間は、一般科の病院より数倍長く、医師や看護師は患者さまの話を聞くことを大切にしています。
また患者さまの呼び出しには番号札を取り入れるなど、
プライバシーに十分配慮ができる環境づくりに取り組んでいます。
新しく入院される患者さまは、いろいろな精神病状や身体的状態を持っておられる人たちです。
自分は病気ではないと思っておられる患者さまやそうでない患者さまなど様々です。
主治医の診断を中心に関係するスタッフと共に治療・看護を行い、できるだけ患者さまに負担をかけないよう、患者さまと歩調を合わせた、安全で安心した入院生活を送っていただける医療を目指しています。
精神科患者さまの入院期間は最近短くなってきましたが、まだ長くなってしまうことがあります。3~6ヵ月以上の患者さまは、病状は安定していますが社会生活に踏み出すにはもう一歩という患者さまも多く、家庭や社会に帰るため病棟内や外出・外泊による生活訓練、ご家族や受け入れ先と退院に向けての話し合い、連絡調整を行いながら、社会生活への復帰へ向けたお手伝いをしています。
社会の高齢化に伴いお年寄りに対する福祉施策が充実してきましたが、お年寄りの中には認知症の中核症状に周辺症状が加わり、家庭での介護が困難となり医療を求められる人が増えてきました。これらの人に対して症状に対する治療と平行して、規則正しい生活など家庭復帰を目指して生活機能回復訓練を行い、再び家庭や施設での生活が取り戻せるようお手伝いしています。
当院に入院しておられる患者さまには、精神科疾患に内科疾患などを合併しておられる患者さまが増えてきています。胃腸や肝臓・腎臓疾患、糖尿病、癌など慢性化したものや急に身体病状が悪化された患者さまに対して内科治療を行っています。一般病院と同じ設備、医療機器を揃え、看護スタッフも充実しています。
当院に入院しておられる患者さまの多くは精神科疾患の特徴として、対人関係がうまくいきにくい、考え方が頑固で融通が利きにくい、規則正しい生活ができにくいことや、また一見表情が乏しく感じられるなどがあげられます。入院とともに医師、看護師の他に、作業療法士、心理士、精神保健福祉士、生活指導員などが退院や社会復帰に向けての社会生活技能訓練や作業療法、精神療法、退院指導、退院前訪問指導などのプログラムを患者さまと共に行い、退院に向けて取り組んでいます。
当院を退院された患者さまや他の施設・病院から紹介され在宅療養されている患者さまが参加されています。デイ・ケアプログラムを通して、家庭的で温かい心癒される活動を目指し、利用者皆さまが夫々の生活能力を一層豊かにできるよう支援しています。
日々のプログラムは、スポーツ、文化活動、病気への学びなど様々な活動の場を設け、利用者さまが病気を抱えながら生活リズムを回復し、社会の中で普通に付き合いできることを目標に、グループ活動の中においても個別性を大切にして取り組んでいます。
当院を退院された患者さまや他の施設・病院から紹介され在宅療養されている患者さまが参加されています。デイ・ケアプログラムを通して、家庭的で温かい心癒される活動を目指し、利用者皆さまが夫々の生活能力を一層豊かにできるよう支援しています。
日々のプログラムは、スポーツ、文化活動、病気への学びなど様々な活動の場を設け、利用者さまが病気を抱えながら生活リズムを回復し、社会の中で普通に付き合いできることを目標に、グループ活動の中においても個別性を大切にして取り組んでいます。